2012年9月24日月曜日

チャドクガ退治

サザンカにチャドクガが発生しているのを発見。この数年は大丈夫だったものだが、今頃急に出てきた。大嫌いな害虫。効かぬ体だが、なんとか退治する:

  1. スミチオン500倍水溶液5リットルを用意。普通は1000倍希釈で良いのだが、今回は強烈版にしてやった。
  2. 防護服。帽子、ゴーグル、手袋、長袖長ズボン、靴下に靴。
  3. 火箸〔タング〕、剪定バサミ、ビニールゴミ袋〔90リットル〕を準備。
  4. 薬剤散布、あまり一カ所に集中してかけると、チャドクガがぽたぽた地面に落ちてしまうので後の回収がやっかい。敵が枝葉に着いたまま死ぬように散布量を加減する。
  5. 散布が終わると、枝の剪定。枝が揺れないように細心の注意を払うこと。枝が揺れると死んだチャドクガが毒粉をまき散らす。火箸〔タング〕で枝を掴み、その下を剪定バサミでそっと剪る。剪った枝はチャドクガごとゴミ袋に回収。
  6. 地面に落ちたチャドクガの死骸も一つ一つ火箸で回収しゴミ袋に。
  7. ゴミ袋を密閉する。おしまい。
サザンカは無惨にもほとんど丸坊主になってしまった。でもチャドクガを退治出来てよかった。〔目黒区では一般家庭の害虫でも、チャドクガに限っては区で駆除してくれるらしい。でも新宿区はビンボーなのでやってくれない〕

むかし余丁町に住んだ永井荷風もツバキに集るチャドクガには苦労した。「園丁すら近づこうとせず」と散々文句をいいながら、手燭ロウソクで一つ一つ焼き殺したとのこと〔『断腸亭日乗』)。現代は化学の進歩で農薬があるから便利。「無農薬園芸」などアホなことに拘る人はどうぞロウソクでチャドクガ退治をしてくだされ。おいらはゴメン。

2012年9月23日日曜日

9/23 Today アルゼンティンのポピュリスト独裁者ペロンが大統領に復帰(1973)

フアン・ペロン - Wikipedia: フアン・ドミンゴ・ペロン(Juan Domingo Per�n、1895年10月8日 - 1974年7月1日)は、アルゼンチンの軍人、政治家、大統領。
大統領に3回当選したが、独裁者と呼ばれたこともあり、アルゼンチン国内でもその評価は分かれる。ペロンの支援者「ペロニスタ」が母体となった正義党は、現在でも同国内で大きな影響力を持っている。
当時アルゼンティンでこのペロンの復帰を現場で見たが、国民大衆は熱狂的に盛り上がっていた。ペロンの第一回大統領政権期のバラマキのおかげで、豊かであったアルゼンチン経済は衰退し、国力はすっかり落ち目になってしまったわけではあるが、バラマキの受益者であった組織労働者たちは、そんなことには気をかけない〔気づきもしない〕。「夢よ、もう一度」というやつ。

大衆は経済が落ち目になると「ナショナリスト・ウヨ」に大変身する。これはアルゼンティンに限ったことではない。